らっこ工房

趣味の料理、お菓子作り、ソーイングやなどを中心に。

ダーニングにハマった結果・・・

前回の記事で紹介したダーニングセットですが、

 

今年の冬から、靴下の繕いに大活躍しています。

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靴下は

仕事でもプライベートでも歩く機会が多いので、

踵や親指のつま先など、気づけばボッカリと、穴があいてしまいます。

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「穴があいちゃった!よし、ダーニングしよう」

 

今までも靴下の繕いはしていたのですが、

ダーニングセットのおかげで

以前より自由な気持ちで

お直しができるようになりました。

 

「何色の糸で縫おうかな~」とか

「縫い目がデコボコになっちゃった、でもかわいい!」とか

楽しみながらやっています。

 

そしてダーニングのいいところは、何度でもお直しできること!

 

違う色の糸で何度も修繕することで、いい味が出て素敵なんです。

 

最初は、靴下に穴があいても

2回まではダーニングして履こうと決めていたのですが、

そのうちに

「3つ目あいちゃった!もう1回だけ穴ふさいでみようかな」

「4つ目か、う~ん、・・まだイケるかもしれない」

と回数を重ねていき・・・

 

写真のように至るところにダーニングのあとが。

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しまいには、生地がペラペラになり

ふさいだ途端に別の穴が開くというもぐら叩きゲームの状態に・・・

 

でも直していくうちに、愛着だけは増していくんですよね ~(^^)

 

3、4年履き続けたもので、

「さすがにもう寿命かな、今までありがとう」と

気持ちを込めて、写真を撮りました。

 

とはいえ、このまま置いておくとまた直して履いてしまいそうです。

もう靴下の買い方、忘れてしまったかも(笑)

 

 

物を大事にする日々、心が満たされますね。

これけらも続けていきます。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

(追伸)

調べてみたのですが、ダーニングしながら

10年20年履き続けている方もいらっしゃるんですね。驚きです!

靴下のダーニングをしてみました

こんにちは。
 
もう2,3か月前になりますが、こんな物を購入しました。
 
 
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「ダーニングキット」です。
 
ダーニングって、簡単に言うと「繕いごと」のことですが、ただ繕うだけでなく、
模様やワンポイントを付けるようにかわいく仕上げることもできるんです。
 
最近では雑誌などでもよく特集されていて、
「素敵だな、やってみたいな」とずっと気になっていました。
 
中身は以下の4つです。
 
①テキスト
ターニングの手順が写真・図付きで丁寧に説明されています。色々なアレンジも。
 
②ターニングマッシュルーム
木製のかわいいキノコ型。カサの部分に生地を固定して使います。
 (これがあるとすごく縫いやすい!)
③糸
太さや色の異なる10種類の糸。
ターニングする生地の厚さ等によって、使うものを選びます。
 
毛糸は針の穴に通しにくいので、これがあると便利。
 
 
 
さて、今回は
穴は空いていないけど
生地が薄くなってしまった毛糸の靴下を縫いました。
(編み物用の針と、付録の赤い毛糸を使っています)
 
まず、縫いたい部分を輪ゴムなどでキノコ(ターニングマッシュルーム)に固定します。
 

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固定したら、

5~10cmくらい糸を残したまま表から縫い始めます。
右利きなので、縫いたい場所の右上から始めます。
 

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1cm弱刺したら数ミリ戻る…という半返し縫いを、生地の薄い部分に施していきます。
 
端まで縫ったらキノコを反転させて、また右端から縫っていきます。
 
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ざくざくざく・・・
 
縫い目が、バラバラでもOK!かえって味が出るそうです。
 
あと、きれいに仕上げるには
糸をあまり引っ張らない方がよさそうです
 
薄い部分を縫い終わったら靴下をキノコから外し、糸を裏側に出します。
 
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ここで玉結びはせず、裏に出ている糸2、3本に針をくぐらせます。
 
先ほどくぐった糸に、今度は糸の繊維を割るようにもう一度刺していきます。
 
 (玉結びをしないは履き心地を良くするための工夫みたいです。糸同士が複雑にからむので
洗濯などしても意外とほどけません。)
 
 縫い始めに表に出ていた糸も裏に出して、同じ様に処理します。
 

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余った糸を切ったら出来上がりです。
 
まだまだ不慣れですが20分くらいで出来ました。
 
今まで「ターニング」と聞くと何だか難しそうとも思っていたのですが、
糸のチョイスも縫い方も、実は結構自由なんだと分かりました。
ざくざくと縫っている時間は気分転換になり楽しいです。
 
 
 
後日、色んな糸を組み合わせて完成させました。
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(野菜炒めみたい??)
 
ダーニングキット、おうち時間のお供にいいですよ(^-^)
 
 
 
お読みいただきありがとうございました!
 

砂糖いらず!甘酒さつまいも蒸しパン

こんにちは。

 

今回初めて甘酒を作ってみました。

 

おいしく出来たのですが、1リットルもあるので

「飲み切れないな~、何か料理に使えないかな~」と思い、ひらめいたのが蒸しパン。

 

ちょうど冷蔵庫にさつまいもがあり、

甘酒のほのかなお米の香りと、さつまいものほくほくした甘さがマッチすると思い作ってみました。

 

出来栄えは・・・

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もちもち感があっておいしいです。甘酒のお米の効果でしょうか?

また、冬を越して甘さが増したさつまいもで、砂糖無しでも甘く仕上がりました。

甘酒特有の香りも弱くなるので、香りが苦手な方でも大丈夫と思います。

 

材料もシンプルなので、甘酒が手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。

 

(材料*茶碗蒸しの容器 約4個分*)

・糀甘酒 120~130g
・卵 1個
・サラダ油 大さじ1強
・さつまいも 120g(中くらいの芋半分くらい)
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1

 

(下準備)

・さつまいもは蒸して、5㎜~1㎝の角切りにする。トッピング用にひとつかみ分を別にしておく。


・薄力粉とベーキングパウダーはボウルに合わせて混ぜておく→(A)


(作り方)

①甘酒を、ザルやすりこぎを使って濾しながらボウルに入れる。

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②①に卵、サラダ油を加えてそのつど泡立て器で混ぜ合わせる。

 

③角切りにしたさつまいもの半量を加えたら、泡立て器で上からいもを軽くつぶす。

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いもがある程度ほぐれてきたら、残りのさつまいもを加え、なじむ程度に軽く混ぜる。

 

④(A)をふるいながら加え、泡立て器で静かに混ぜる。

 

⑤生地を容器に均等に流し込み、トッピング用に残しておいた、いもの角切りをのせる。

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⑥沸騰した蒸し器に入れ、強火で20分程度蒸す。

竹串を刺してドロドロした生地が付いてこなければ出来上がり!

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冷めたら、容器と生地の間に竹串を入れていき、逆さにすると・・・

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すぽっと蒸しパンが出てきます。

側面は少しポロポロになってしまいますが、

ポロポロもおいしくいただきましょう!

 

(アレンジ)
少し甘くしたい場合は、②と③の間にきび砂糖(上白糖でもよい)を大さじ1程度加えます(それでも甘さ控えめかも)。また牛乳大さじ1、塩ひとつまみを加えてもおいしいです。

 

(作ってみて思ったこと)

今回使用したさつまいもがかなり甘かったので、甘さの少ないさつまいもの場合は砂糖を多めに加えた方がいいかもしれません。

 

作り方③で、ボウルの中でさつまいもをつぶしましたが、あらかじめマッシャーなどでつぶしておいた方が楽かもしれません。

 

次回に活かします!

 

 

 

ちなみに・・・

今回甘酒作りに使ったのはこちら!

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タニカ電器の「ヨーグルティアS」

 

豆乳ヨーグルトを作りたい!」と思って買ったのですが

実は色々な発酵食品が作れるので、楽しく活用しています。

 

次は温泉卵や納豆なんかも作ってみたいですね。

でも納豆は部屋がニオイそうだな・・・なんて考えている日々です。

 

お読みいただきありがとうございました!

庭のみかんでピールを作る

職場の方からいただきものです。

 

庭になっているという大きな柑橘。

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夏みかん?甘夏?

皮のごわごわした柑橘を見ると、無性に作りたくなるのが

柑橘ピールです。

 

作り方としては、苦味を取るために

 

・皮を一晩水に漬ける

・何度か茹でこぼす

という作業が一般的ですが、

 

以前、しっかり茹ですぎて香りや風味まで飛んでしまい

味気ないピールになってしまった覚えがあるので、

 

皮は茹でずに水に漬けて苦味を抜く

方法をとりました。

 

まつのベジフルサポータージャーナルバックナンバー集 | 株式会社まつの

こちらのブログを参考に、手を抜くところは抜いて(笑)

作ってみたので簡単にご紹介します。

 

よく洗った柑橘を包丁で4つに切り、ボウルなどを使い、たっぷりの水に浸します。皮が浮いてくる場合はお皿などで軽く「おもし」をするといいです。

 

毎日水を取り替えながら、2,3日置きます。

 

丸1日浸しておくと皮が軟らかくなってくるので、そのタイミングで 内側のワタを包丁で半分くらいの厚さに削り取っておきます。ワタの部分は煮るとゼリー状になり、苦味もほとんど感じないので少し残しましょう。

 

削る前。

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削ったあと。

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終わったら、取り替えた水に再び浸します。

 

2,3日経過したら

皮をスティック状に切り、

皮の重さの50%の砂糖と一緒に煮ます(甘さ控えめです)。

入れる水も50%かそれより少ないくらいでOK!

(煮汁が無くなるまで煮るので、水を入れすぎると時間がかかります。)

 

柑橘の酸が金属を溶かしてしまうので、金属の鍋ではなくホーローや土鍋を使います。できれば大きくて平たい鍋がおすすめです。

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ちなみに写真はステンレス鍋。ステンレスなら大丈夫と聞いたことがあったのですが、加熱後に少し金属のニオイがしました… やはりホーロー、土鍋がいいみたいです。

 

ここでのポイントは5分以上グツグツしないこと。

長時間煮ると軟らかくなり、風味が飛んでしまいます。

 

①強火で5分程煮たらピールを鍋から出してバットやザルで乾かす。

 

②1時間くらい乾かしたら再び5分煮る。

 

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この作業を煮汁が無くなるまで2,3回繰り返し、

半日ほど乾燥させたら出来上がりです。

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長期保存用には作っていないので、冷蔵庫に入れてなるべく早くいただきます。

オランジェットや刻んでパウンドケーキに入れても美味しいです!

 

普段捨ててしまう部分をごちそうにできるってすごく幸せな気分になります。

皮がごわごわな柑橘が手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。


お読みいただきありがとうございました!

直線裁ち・直線縫いで服を作る②「地の目を通す」

以前、チェック柄の生地でシャツを作りましたが、

今回は無地で挑戦しました。

 

使ったのは綿麻のブロード生地です。

 

普通のコットンのブロードよりも生地が柔らかめで涼しそうだったので購入。

コットンのブロードはワイシャツなどによく使用されるそうですね。

 

まずは生地のゆがみを取るために 

水通し、アイロンがけ。

 

そして「地の目を通す」作業。

 

買ってきたままの布の端は

まっすぐに切られていなかったり、糸がほつれていたり。

このほつれた部分を整えていきます。

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上の写真のように飛び出た糸を一本一本取っていき・・・

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よこ糸がまっすぐになったのがお分かりでしょうか?

(たて糸がちょんちょん出ていますが、この後はさみで整えます)

 

これは初めてやったので、コツがつかめず難しかったです。

1枚につき1時間近くかかってしまいました。

 

次回は簡単な方法を調べよう!

 

そしてちくちく手縫いタイム・・・

 

出来上がったのがこちらです。

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前回のチェック柄より布幅を2cm増やしたので 

袖が少し長くなりました。

 

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麻が混ざっているのでしゃりしゃり、ヒンヤリ感あります。

 

リネンのワイドパンツとかロングスカートと合わせても素敵だなあと、少し夏が楽しみになりました。

 

直線裁ち・直線縫いで服を作る

 
初めて自分のために一から服を作りました。
 
作ってみたのは「カレンシャツ」。
 
 大好きな雑誌「うかたま」で、布作家の早川ユミさんが紹介していました。
 

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タイのカレン族が着ている衣装からヒントを得ているそうで、
 
 幅30cm程度の布を2枚、まっすぐ縫い合わせるだけのとてもシンプルなシャツなのです。
 
…細長い反物から作る日本の着物と似ていますね。
 
近くの手芸屋さんで、春夏らしいコットン生地を見つけ、ふと「作ってみよう」と思い立ちました。

 

作り方通りに生地を切って、印をつけて、
さあミシン!と言いたいところなのですが、
 
私、ミシンの使い方がわからないので、手作業でちくちく縫っていきます。
 
ひたすらなみ縫い、返し縫い…
時間はかかりますが、運針の良い練習になりました。
 
ほつれが心配な部分は、横にぐるぐると糸を渡して補強。
(本当は「かんぬき止め」等がいいのでしょうが、わからないので)
 
数日間、夢中になってちくちくし、完成したのがこちらです。
 

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見た目はただの四角い生地ですが

着ると…
 

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肩の辺りが自然に落ちて、Tシャツみたいなシルエットになります。
民族衣装からできたデザインですが、今の暮らしにもよくなじみますよね。
脇は中心の部分しか縫っていないので
着心地もゆったりとしていて暑い夏にはいいかもです。
 
何より、形になって良かった!
 
ちなみに、今回のチェック生地は柄の線に沿ってまっすぐ裁断できたので、お裁縫初心者の私には扱いやすかったです。
 
次は無地の生地でも作ってみたいですね。