直線裁ち・直線縫いで服を作る
初めて自分のために一から服を作りました。
作ってみたのは「カレンシャツ」。
大好きな雑誌「うかたま」で、布作家の早川ユミさんが紹介していました。
タイのカレン族が着ている衣装からヒントを得ているそうで、
幅30cm程度の布を2枚、まっすぐ縫い合わせるだけのとてもシンプルなシャツなのです。
…細長い反物から作る日本の着物と似ていますね。
近くの手芸屋さんで、春夏らしいコットン生地を見つけ、ふと「作ってみよう」と思い立ちました。
作り方通りに生地を切って、印をつけて、
さあミシン!と言いたいところなのですが、
私、ミシンの使い方がわからないので、手作業でちくちく縫っていきます。
ひたすらなみ縫い、返し縫い…
時間はかかりますが、運針の良い練習になりました。
ほつれが心配な部分は、横にぐるぐると糸を渡して補強。
(本当は「かんぬき止め」等がいいのでしょうが、わからないので)
数日間、夢中になってちくちくし、完成したのがこちらです。
見た目はただの四角い生地ですが
着ると…
肩の辺りが自然に落ちて、Tシャツみたいなシルエットになります。
民族衣装からできたデザインですが、今の暮らしにもよくなじみますよね。
脇は中心の部分しか縫っていないので
着心地もゆったりとしていて暑い夏にはいいかもです。
何より、形になって良かった!
ちなみに、今回のチェック生地は柄の線に沿ってまっすぐ裁断できたので、お裁縫初心者の私には扱いやすかったです。
次は無地の生地でも作ってみたいですね。